男性のプロポーズがないと結婚は無理?婚活だからこそ女性から伝えましょうよ!

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私の勤める婚活事業所では、私の他にも婚活アドバイザーがいます。特定されると困るので詳細は避けますが、少数の男女で運営している婚活事業です。そんな中、職場の同僚からは「藤村さんはドライな婚活論者ですよね」とよく言われています。

そう言われると、確かにドライかもしれません。婚活カードで営業的なアピールをしたり、メール頻度も相互確認で決めたり、婚活は同時進行が効率的だと勧めたり。私自身も自分の婚活の考え方や、交際方法に対して「世間的な婚活からは少し離れているのかな?」と思う事もあります。最近も次の様な話がありました。

女性の相談者さんですが「彼氏とは婚活で出会って2年経つのに、全くプロポーズしてくれる気配がない」という悩みがありました。「女性が男性からのプロポーズを待ちながら不安になる」という図式は昔から変わらないものです。しかし、私もこの手の悩みには慣れているので、次のように返しています。

「男性からのプロポーズ」を受けてから「女性が結婚を受諾する」という形にはどれくらいこだわりがありますか?

これは上記の内容のそのままに女性にお伝えしています。確かに相談者の方にしてみればドライな感じを受けるかもしれません。しかし、私が伝えたい意味はこの後にあるのです。たとえ冷たく感じられても、私の業務は「利用者の方が結婚できるように助言する事」です。今回の事例も婚活目線で解説します。

「完璧主義な結婚」と「ロマンティックラブイデオロギー」

「男性がプロポーズしてきて結婚」というのは婚活から成婚に向かう1つの理想形であり完璧だと思います。そしてこの「結婚に完璧を求めている人」は多いようにも感じます。俗な言い方をすると、理想が高いという話にもなるのですがここで言う理想は結婚までの道のりなどに詳細な脚色をする男女を指しています

ここで話しておきたいのは、ロマンティックラブイデオロギーの影響を受け過ぎた人が、結婚できなくて困っているケースも多々あるという事実です。詳しくは省きますのでウィキペディアなどで参照してください。要は純愛からの結婚というドラマのような図式を知らず知らずのうちに刷り込まれた方もいるという事です。

「その結婚までの道のりは、本当にあなたが心から描いているのかどうか?」という考え方にも繋がります。結婚が目標であるにも関わらず、その過程に「ドラマで見たような少し無理のある設定が入り込んでいないかどうか」は適度に考えるべきです。いわゆる結婚までの道のりがテンプレ化していないかのチェックです。

確かにプロポーズは、昔から男性から女性へという流れでやってきました。またプロポーズは男性がひざまずいて女性をお姫様のように扱う少女漫画の光景のように扱われる事さえあります。しかし、だからといって「このプロポーズのあり方で結婚しなければ幸せになれない」という形なんて存在しないんですよね

昔の話になると、「好きでも無いけれど適齢期が来ればお見合い結婚する」という時代がありました。しかしこれはこれで、昔の男女の結婚へのあり方の一つとして成立していただけの話です。今の時代は、男女どちらも相手を選びやすくなりましたし、周りがどうだからという影響を受ける必要も無いのです。

「彼がプロポーズしてくれない」のはもちろん悩みかもしれませんが、ロマンチックラブの歴史を考えたり、今の自分の気持ちを考えた時に「プロポーズは男性から」という価値観がどれほど重要かと言う事を感じて欲しいのです。それでも男性からのプロポーズにこだわるのなら、それは全力で解決しにかかる悩みですし私も応援します。

さて、それらを踏まえての「婚活としてのプロポーズ」の話に戻ります。

プロポーズ1つからでも男女がすり合わせるべき価値感となる

冒頭で「2年も付き合っているのに彼氏からのプロポーズ気配が無い」と悩まれている女性の話をしましたが、彼女はドラマの中に生きてしまっているんですね。「2年付き合えばプロポーズされていてもおかしくない」と彼女自身の中でドラマが出来ているんです

しかし実際は「2年も付き合ったらプロポーズ」の価値感だけで世の中は回っていないですよね?私が相談を引き受けた男性の中には「3年付き合える人なら、結婚しても別れる心配が無いのでプロポーズしようと思っていたのに」と女性にいきなり振られたと婚活の失敗を伝えにきた男性がいました。

「3年も女性を待たせるなよ」という意見もあるかと思いますが、ここで考えて欲しいのは前者の「2年でプロポーズが常識」の彼女も後者の「3年付き合えたらプロポーズできる」という男性もお互いに別れるまで何も話をしていなかった事が問題なのです。自分が勝手にプロポーズを描いているだけで相手は何も知らないという。

どちらもプロポーズに夢を見ていました。女性は彼から言われたい想いを抱え、男性はサプライズで指輪を渡したかったそうです。しかし、これらはお互いが話し合いをしないままドラマ性を狙ったが為に結婚という夢の実現が消えたのです。もちろん、プロポーズまで順調に進めたかは分かりません。ただ話し合いが無かった事は事実です。

「男性からプロポーズが無い」と思う女性は、結婚という目標を見ている以上はやはり声に出さねば相手は分かりません。またプロポーズする予定の男性も、具体的にいつくらいに伝えるのかが言えないと女性も不安になります。

恋愛という形を盛り上げ、一気にお互いが燃え尽きるような愛に満ちた結婚をしたいなら話は別です。しかし婚活してちゃんと結婚したければ、多少のドラマ性は失うかもしれないけれど確実に進めるべき大事な話があるはずです。それが「婚活」であり、結婚するために向かう男女の道であると私は考えております。

ある程度の結婚への意思共有が出来てからでも、素敵なプロポーズは起こせます。そして女性からのプロポーズも現代チックで私は素敵だなと思っているタイプです。まだまだプロポーズは男性からが多いですが、女性から仕掛けるプロポーズも本来はあっていいはずなのです。

目標が「婚活からの結婚」なのか「恋愛からの結婚」なのかで手段はいくらでも変わっていく事をお話させて頂きました。お互いの気持ちのすれ違いをなるべく避けたいのであれば、最低限の話はしておく方が無難であると思います。

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